小学生の頃

小学生から中学卒業の頃まで、空気を舞う風が視えていました。
私は自然な事だと思っていたのですが、やっぱり友達からの総ツッコミが入りましたね(；´∀｀)

空に白く細い線が幾つも流れているんですよ。
まるで天女の衣が全部白い糸になったように流れているんです。

嫌な事とか遭った時は、近所の山の木に登って風を視るのが日課でした。
本当に綺麗だから、嫌な事が心から消えていくんです。

でも大人になるにつれ、全然風が視れなくなりました。
色々大人の事情があるし、今の世で純粋な気持ちを持つにはつらい世ですから…。

またあの頃のように風が視えると良いなぁ。



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